企業で印刷やコピーをする機会は非常に多いのですが、その方法として最近多く採用されている物にコピーサービスが有ります。企業の印刷機器は従来コピー機やプリンターを購入もしくはリースして設置し、紙やトナーは都度購入するという形が主流でした。しかし最近では、コンビニなどと同じように一枚当たりに料金を課金するコピーサービスを利用する企業が増えています。コピーサービスとは自分でコピーやプリントアウトを置いてある機械で行うが、最終的にはトナーや紙の補給は業者が行い、印刷した枚数やサイズ、カラーかモノクロかなどの種別で料金を設定し、徴収するサービスです。

この方法では企業は機械を購入する初期投資が不要となり、またコピー機を設備として持つ必要が無い為税金面でも有利です。この点に着目したコピー機メーカーが始めたサービスでもあります。但し、自社で購入したコピー機ではトナーや用紙も前もって購入しているため、実際に社員は自由に印刷を行うことができます。もちろん費用は紙代とトナーの費用ですので比較的安く出来るのがメリットです。

実際にはコピー機本体を購入もしくはリースなどで入手しているので、合計するとそれほど安いものではないのですが。一方コピーサービスはコピー機や紙、トナーなどは無料で供給されますが、実際に印刷をするたびに料金がかかります。いわば自動販売機のようなもので、コピー一枚あたりに費用が掛かるので企業としては初期投資が掛からない半面、一枚一枚の単価が割高になるのです。